la mia polvere di stelle


 金銀財宝なんていらない。昔は手に余るほどとは言わないけれどもいくつも掌の上に積み重ねてきていたそれらが少しずつ目減りしていくようすをアントーニョは黙って見ていた。仕方がないのだ。戦にはお金がかかるし、何事にもお金は入用だ。そういえばロヴィーノも最近は成長してきて服も新調してやらねばならない。
「で、アントーニョはそれでいいわけ?」
「ん? なにがや?」
 まるでいつものようにフランシスはダイニングテーブルの一角を占拠していた。まだ昼ごはんの時間ではないと言ったのだけど、構うような素振りも見せない。人の減ってしまった台所は少し物足りなくも感じる。ベルに持たせそこなったピンク色のマグカップを見てふと溜息がこぼれた。ほら、とフランシスが向こうで苦笑する。
「だから、ロヴィーノにばっかり金かけるのはもうやめなさいって」
 ぴた、と食器棚を開ける手が止まった。昔からこの友人はロヴィーノのことを欲しがっている。たしかにロヴィーノが可愛いというのは頷けるのだが、こちらは手放す気などさらさらないのだ。あまり言うようなら今度こそ追いだしてやろうと思って視線を向けると、少し色合いが違った。
「アントーニョ、心配して言ってるんだ」
 心配とオウム返しにつぶやいて、アントーニョは首を傾げた。棚からフランシス用になっている青いマグカップを引き出す。
「お前だって、他にやることあるんだろ? ロヴィーノにばっかりお金をかけてられるの?」
「なに言うてるんや、フランシス」
 ふふ、とアントーニョは笑った。自分のマグカップは真っ赤なトマトと同じ色をしている。それも人差し指でひょいとつまみだした。
「俺は親分やで? 俺が子分を守ってやらんでどうするん?」
「自分よりも? 自分よりも、優先して?」
「もちろんや!」
 自信満々にアントーニョはほほえんだ。可愛い子分に危険が迫っているとしたら、それを黙って見過ごすことなどできない。頼れるのはきっと、自分だけなのだ。もしそうだったら、いっそのことその方がずっといい。そうしたら去りゆく背など見る必要もない。広い部屋に独りでは寂しすぎるのだ。
「どこがそんなにいいんだ? 全部投げ出すほどに」
 別に全部を投げ出しているつもりはない。アントーニョはフランシスの言葉にまた首を傾げた。そう見えるのだろうか。上司はたしかに文句ばかり言っている。新大陸に出てせっかく稼いだのにと、言う。それらがくだらないとか価値がないとは言わないけれど、所詮は単なる財産だ。消費していくだけの物。
「んー……全部? 全部ひっくるめて、ロヴィが大切なんやろうなぁ」
 冷蔵庫の横には焼き菓子があった。いくつかを乾いた白い皿の上に適当に乗せてダイニングテーブルに運ぶ。ローデリヒから送られてきた物だが(ご丁寧に「あなたはお馬鹿さんである」との手紙まで添えてあった)、フランシスの口に合わないこともないだろう。
 皿の上を見るとフランシスは一瞬微妙な表情を見せた。そして肩をすくめる。
「どこが、じゃなくて、全部ね」
 アントーニョはのんびりと笑った。
「せや! 全部好きやで」
 生意気な口の聞き方も、いつまで経っても学ばれない家事の仕方も、触るとふにふにとやわらかくて安心する身体も、綺麗な薄茶の瞳の色もすべて。

 気づいたら、背は追い越されていた。ほんの僅かだが自分よりも上を向いた目線に、アントーニョはその成長を誇らしく思っていた。その上、可愛いと感じていた顔立ちはいつしか男らしく変わっていて、しかも綺麗に整っている。色素の薄い茶の瞳と太陽に透ける明るい髪の色がアントーニョは好きだった。この世のなによりも素晴らしいと思っている。きっと女の子も放ってはおかないだろう。昔は「可愛い子に無視された」と泣きついてきたけれど、もうそんなこともあるまいと。
 思っていたら、自分の唇に口づけを送られた。
 こんなに過剰な親愛表現をする子だっただろうかと首をひねってみたら、立て続けにアントーニョの国の言葉で愛を囁かれた。まさに、ロマンチックに。可愛い女の子に向けられるはずの甘い言葉、熱の籠ったまなざし、優しい指先が、自分にだけ注ぎ込まれることにうっかり魅了されてしまった。今になって思い返してみても、あれだけモーションをかけられて落ちない人はいないと思う。決して贔屓目などではないのだ。
 どうして、や、自分に向けられるのでは惜しい、という言葉はいつもロヴィーノをひどく怒らせる。
(ホンマに惜しいのに)
 黒く染め上げられた夜空を見上げて考えた。今宵は星が美しく瞬いている。昔、ロヴィーノを連れて天体観測をしたことがあった。自分だってそれほど詳しくもないくせに、にわか知識を詰め込んでいろいろとまだ幼い子分に教えてやった。あれがオリオン座、あれが冬の大三角形――あれが、焼き焦がすもの。
「星か」
 ふと横を歩くロヴィーノがつぶやいた。
「昔、お前に連れだされたことあるよな」
 それを聞いてアントーニョは思わず笑顔になった。
「覚えとったん? あんなぁ、今、おんなじこと考えとったところや!」
「……冬の寒空に連れだしやがって、この野郎」
 続けて出された言葉に肩をすくめた。たしかにあの時は寒くて、後日、アントーニョが風邪を引いた。子分ではなく親分がダウンしてしまったのだ、情けないことに。その理由はと言えば、子分は風邪を引かないようにと念入りに厚着させたからよかったのだけど、自分まで頭があまり回らなかったので軽装だったためである。
「今日は平気か?」
「んー……なんや身体があったかいから、大丈夫や思うてまうんやろなぁ」
「アホ! ったく、体温だけじゃなくて考えまで子供だよな」
 子供だなどと言われてアントーニョは反応した。ロヴィーノこそ子供の時分からアントーニョが育てているのだから、人間だったらずっと子供で、年齢の差なんて埋まらないはずの存在だ。そこまでむぅっと考えて、けれども距離が埋まったことを嫌だと思っているわけではないどころか、むしろうれしいと思っていることをつと自覚した。ずっと庇護してあげたいと思っていたはずなのに、隣に立つ姿を見ていると息が詰まってしまいそうなくらいにうれしかった。幸せだと思う。
「シリウス、ウィンターダブリュ……」
 急に立ち止まるとロヴィーノは星を見ながら何事かつぶやいていた。
「ロヴィーノ? どうかしたん?」
「お前が言ってたんだろ。もう忘れたのか」
 果たしてそんなことを言っただろうか。アントーニョは首を傾げた。その拍子に白いマフラーがするりと肩から落ちる。あっと思うとロヴィーノがそれをつかまえて肩にかけなおしてくれた。おまけに落ちないようにと巻いてある部分にうまく絡ませてくれた。何気ない所作がずいぶんと様になっている。礼を言おうと思うよりも先に冷えた指先が頬を触った。昔は子供ゆえか温かい印象があったのだが、どうやらロヴィーノは冷え症の気配がある。ひやりとした感触に思わず背中が縮んだ。
 薄茶の瞳と至近距離で目があった。思わずアントーニョがまばたきすると近づいてくる予感がして、反射的に目を閉じる。予感された通りに重ねられた唇は、頬に触れたままの冷たい指先と同じ主のものとは思えないほどに熱かった。単なる主観かもしれない。ただ触れているだけなのに、時間の流れが遠く感じられた。
 本当に、なんて惜しい。
「星座も星の名前も、あれから覚えた」
 離れた唇は短い距離のままに言葉をつむいだ。星の美しい空気の澄んだ冬の夜空が頭上にはずっと広がっている。
「ぎょしゃ座のカペラ、双子座のカストルとポルックス――あれはギリシャ神話だったな」
 ロヴィーノは空を仰ぎみた。つられるようにアントーニョも顔を上げて、遠く輝く星を眺めてみる。ずっと長く過ごしている気になっているけれど、星の生命に比べればまだ自分たちすらも若い。
「……なぁ、いくつ覚えたらいいんだ?」
 声が遠い。茶色のまなざしはこちらに向かず、ただずっと黒いキャンバスに落とされた点のような光だけを見つめている。心臓がざわめいた。
「まだ、足りない? どうしたらお前に伝わるんだ? あんな、ちゃちな天体観測を憶えて、ずっと星の名前を探してたんだよ――くだらねぇ!」
 冷たい指先が手首をぎゅっと掴んだ。その温度にまた、思わず肩が上がる。アントーニョはまばたきするのも忘れて隣で立っている人に見入っていた。なんて綺麗な横顔だろうかと思って、それからこちらを向いた射抜くような瞳の中に映る自分を、見ている。
 お前の声がずっと耳元で響いてる。ロヴィーノはそう言った。きっと本当は心臓で鳴り響いているだけの遠い日々たちの足跡でしかない。
『あれが、シリウスや。一番明るい星』
『なんだよ、それ』
『“焼き焦がすもの”』
 逃れられない、抗えない、心を奪い焼き尽くすもの。
「太陽だけじゃなく、一等星でまでお前が過ぎる。そんなことも、信じてもらえないのか」
 俯いた顔に長いまつげが影を落としていた。なんとも熱烈な愛の告白だ。あまりにも甘すぎて自分に向いた言葉だとアントーニョにはにわかに信じられなかった。どうしてと、また言葉をつむいでしまいそうになって慌てて口を噤む。どうして。どうして? どうしてロヴィーノが大事なのかと問われたら答えられないくせに、同じことを問うてみようとしているのは滑稽だった。
「可愛い子はぎょうさんおるのに、」
「そんなこと――」
「どうして、お前やないとダメなんやろうなぁ」
 単調にアントーニョが言うと、顔を上げたロヴィーノはひどく驚いたような顔をし、数秒固まって、それからすぐに腕を伸ばした。冷えた指先と裏腹に身体は幼い頃から良く知っている熱を伝播させる。この熱がきっと、心を焼き、焦がすものだ。愛している、愛しいばかりの。

 すっかり暮れた空を眺めるロヴィーノは一つ溜息をこぼした。ロヴィーノが投げ捨てた新聞をテーブルに乗せながらアントーニョはそれを聞きとがめる。
「なんやの、ロヴィ。溜息つくと、幸せ逃げるで?」
 振り返らずにロヴィーノは「逃がさねぇから安心しろ」と言う。なんとも頼もしい言葉だ。
「ほんなら、安心やなぁ」
 ソファにかけてくすくすと笑うと、今度は振り返った。薄茶の瞳と目が合ったので首を傾げる。
「分かってねぇだろ、バカトニョ」
「な、なんやのそれぇ。うぉわ、名前にバカってつけられた上に略されるん……?」
 アントーニョの記憶がたしかならば、ロヴィーノの自分に対する呼称はアントーニョだけであったはずだ。もちろん、この野郎だの馬鹿野郎だのなんだのは除く。親分だと言っているのにそのようにも言ってくれないのだが、これはいまさらだ。考えてみたらベル以外に親分と呼んでくれる人もいなかったし。アントーニョがうなだれると追い打ちをかけるようにロヴィーノの言葉はつづく。
「お前の名前、長いんだよ」
「り、理不尽やぁ」
 たしかにちょっと長い気はしていたが、フランシスやギルベルトだってそれほど変わらないはずだ。というよりも、なぜ名前のことで批難されねばならないというのか。
「そんなんやったら、愛称で呼びぃ!」
「……アン?」
「ちゃうて。なんや女の子みたいな愛称やん……」
 アントーニョの愛称はトォノである。断じて、アンではない。
「なんだ、可愛くていいな、アン?」
 人差し指が唇のすぐ下に触れた。挑発的に茶色い瞳が笑う。そんな風に言われたらなにも言えなくなるのだから、ちっとも敵わない。これがイタリアの男というものなのかもしれないといまさらになってアントーニョは実感する。ちょっとこの子分は成長しすぎの気がするのだが。
「逃がさねぇのはお前なんだよ、アントーニョ」
 唇には触れずに耳元で囁かれた。思わず息を止めてしまう。
「ろっ……ロヴィーノ!」
「なんだよ」
 セリフがカッコイイ。ではなくて、この調子で女の子を誑かしている気がする。これはよろしくないだろう、いろいろと。アントーニョは教育的指導な感じでちょっと離れて人差し指を立てた。格好良いのは仕方ないが、誰にでもあなただけみたいな言葉を囁くのは反則である。ナンパとはそういうものなのかもしれないが。
「あんなぁ、そういうんをホイホイと言うてるといつか刺されて……」
「なんだよ。キスした方が良かったか? Besame mucho?」
 手首を掴まれると、立てていた人差し指に唇が触れた。昔は何度言ってもまともに返ってこなかった言葉が耳を通り抜けて、にわかに動けなくなる。
「何度言ってもわかんねぇようだから言ってやる。お前にしかしてねぇよ、安心しろ」
「ロヴィーノはうそつきやねぇ」
 にこにことほほえむと子分は噛み付いてきた。
「俺がいつ嘘言ったってんだよ、この野郎」
 発言にという比喩ではなく、本当に。本当に指に噛み付いたのである。
「いだっ……な、噛むなやぁぁ!」
 なぜかたまに愛情表現が流血を伴う気がする。いや別に血は流れていないのだが、思い切り人差し指を噛まれてアントーニョはたまらず叫んだ。慌てて指を歯から引き抜くと、すっかり歯型が付いている。ロヴィーノはアントーニョがなんとか離した、赤くなった人差し指をまた掴んでじっと見ている。
「頭突きせぇへんようになったと思たら、なんで噛むんや……」
「痕がついてる方が」
 顔を上げると視線が絡んだ。アントーニョがまばたきをすると、ロヴィーノの口角が少し上がる。
「自分のものらしくて、いいだろ」
 冷えた指先が痕をなぞる。ロヴィーノはどことなく恍惚めいた表情のまま瞳を細めた。
「そんな、理由なん……」
「キスマークと原理は同じだろ。そっちがいいなら、首筋にでも」
「やめたってぇ!」
 アントーニョが慌てて身体を引くと「冗談だ」と笑われた。しかし真剣そうな瞳に、気を許したら本気でされそうだと警戒する。近いうちに敏い友人と会う約束があるのだ。そんなものがついていては困る。アントーニョは言い訳することが得意でないのだ。素直だと言うと聞こえは良いが、単純だとも言える。
 ロヴィーノは格好良い。よく成長したと思う。この世のなによりも誰よりも素晴らしいのだとアントーニョは深く信じていた。好きだとかどうだとか、一言で語るのすら難しい。愛おしい、昔からの宝物だ。本当は自分の方こそが、どこにも行かないで欲しいと願っていたのだろう。この手でいつまででも庇護してやれたら幸せだろうと思った。それは叶わなかったけれど。
 隣に立ちたかったのだとロヴィーノは語った。それがいつのまにか目の前に立っている。国として追い越されたことを寂しいとは思うが、時代の流れとは結局そういうものだからあまり気にはしていない。
 髪を撫でる優しい手。冷たい指先。存在としても大きくて立派になったのだと実感するにつれて、いつまでも自分にかかずらっていることが不思議でならない。たぶん、完全にロヴィーノの言うことを信じ込んだら沈んでしまう。砂漠の砂の中に飲み込まれていくだけだ。そんな自分を想像してアントーニョはこっそり笑う。その昔、溺れそうになった海よりも恐ろしい。
「アントーニョ」
 手が額に触れて言葉がすぐに降りてきた。
「俺のこと、好きか?」
「当たり前やん!」
「どこが?」
 どこって……とアントーニョは言葉を濁した。ふいと視線を逸らす。
「かっこえぇとこ、とか」
「昔髭野郎に言ってたのとは違うのか?」
「なっ! なな、なんっ……」
「『全部』じゃねぇのか」
(聞いてたんかい!)
 分かって言っているのだからなんてタチが悪い、とアントーニョは思った。それよりもどこで聞いていたのだろうか。遠い昔の記憶を掘り起こされても具合が悪いのだ。あの頃の可愛いロヴィーノと今のロヴィーノでは違う。彼はもはや、親分が守ってやらねばならない脆弱な(あの頃のロヴィーノが脆弱であったかどうか本当のところは分からないのだが)子分ではないのだ。
 それでも気持ちが変わっていないことは事実でもある。なんとなく溜息がこぼれた。
「陳腐やねん」
 ロヴィーノはぽつんと落とされた言葉に首を傾げた。
「『すべてが愛しい』なんて、陳腐なセリフやろ。いまどき、ドラマでもはやらんし」
「アントーニョ……顔が赤いぞ」
 ほっとけや! と叫んだ。
「やったら、ロヴィはどうなん?」
 アントーニョは視線をロヴィーノの方に向けず、赤い顔のまま尋ねた。自分ばかりが言わされるのは公平ではない。だいたい、昔の自分は優位に立っていたはずなのに(アントーニョは今でもそう信じている)、気づいたらロヴィーノの方が余裕そうにしてばかりいるのは、本当は納得がいかなかった。親分のつもりだからなおさらに。
 言われたことにどう返せばよいのかは分からないが、ともかくなにか言ってやろうと言葉を待つがなにも返ってこない。驚いてロヴィーノの方を見れば真剣に思案している。
「ロ、ロヴィ?」
「ちょっと待て」
「……そっ、そんなに探さな見つからんの?」
 好きだと言い募ってきたのはロヴィーノではないか。『イタリア』らしく熱情的な愛のセリフをずっと囁かれて、今だってまるで自分しかいないみたいにほほえみかけるのに。その経緯を思えば、ロヴィーノが自分の好きな箇所を挙げることは難しくないとアントーニョは思っていた。ここまで真剣に思案されては不安になってくる。
「ロヴィ、なぁ――」
 おろおろとしたまま声をかけようとすると、急に「バカ」と言われて口づけされた。
「『すべてが愛しい』なんて陳腐だって言うから、嫌いなところがねぇか探してたんだよ」
 離れた唇は甘く耳元で囁いた。
「悪ぃけどな、あいにく、見つからねぇよ」
 アントーニョの手をとると、その甲に唇を軽く触れさせて笑う。
「『すべて』だ。『すべてが愛しい』だ、アントーニョ」
 ふたたび耳元で囁いて、離れて、目が合うとやっぱりシニカルに笑う。
「そ……そういうんは、反則やって……」
 すべてが好きだなんてそんなのは本当に陳腐なセリフなのに、彼が言うとどうしてこうも魅力的に聞こえてくるのだろう。
「いい加減、分かれよ」
 長い腕が伸ばされて、抱き竦められた。
「お前しかいないって」
 目を閉じると幼い頃に抱きしめた温かくてやわらかい身体が思い起こされた。記憶は攪拌されてコーヒーに混ざったミルクのようにその微かな色合いだけを残す。
「他にはなにもいらない。間違いだと思うならなにもかも最初からやり直せよ、畜生」

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